家、または土地を求めるにあたり、一番最初に考えなければならなかったのは、子供たちの学区でした。

今住んでいる賃貸は学区のど真ん中にあり、駅も近くお店も沢山あって、最高の立地でした。
けれどその分、坪単価も高く、私達には手が出せない場所でもありました。

転校、なるべくさせたくないなぁと思っていたら、子供からも「転校やだからね、お願いね」と。
そうだよね~と思い、不動産屋に行くと、お宅の学区は人気があるから順番待ちでなかなか出ませんよ~とのことでした。

確かに、今出ているのは「ここはちょっとな…」という物件のみ。
目の前が交通量の多い道路で小さい子連れには心配だったり、間口が2メートルと異様に狭かったり。急カーブの道路の出っ張り部分に土地があって、出入りの見通しがとても悪かったり。

ちょっとショックだったのは、車で土地を探していて「ここ、いいな」と思ったところは、たいていハウスメーカーによって先に購入されており、建築条件をつけてから個人に販売されていたことでした。
その頃、ある設計事務所さんに家作りをお願いしようと思っていたので、メーカーさんに先に買われている土地の多さに驚きました。
これじゃあ、いつまで待っても設計事務所で家を建てたい人には土地が回って来ないぞと、テンションが下がったのを覚えています。
(設計事務所で建てることにした経緯については改めて書きます)

隣の学区はよさそうな物件が沢山でていました。転校できたらな…と何度思ったことか。

かといって、子供たちの義務教育が終わるのを待っていたら、家族のゴールデンタイムは過ぎて行ってしまいます。友人達が、子供が乳幼児のうちに家を建てていた理由がようやく分かったのでした。

あまりにも土地がないので、この際中古住宅でもいいやと、リフォーム会社の営業さんと一緒に物件を見に行ったこともありました。
けれど、建築年数が経ちすぎていていて耐震性に問題があり、リノベーションと言っても結局ほとんど壊して建て直しが必要な物件だったりして、色々検討した挙げ句に諦めました。小学校の裏で、立地はとてもよかったんですけど。

結局、私達がようやく見つけて買ったのは、こんな土地でした。

①学区の端っこで駅から少し遠くなるけど、そのぶん近隣に畑や梅林があって、自然が残っている土地
→田舎なので土地が安かった
→子供たちが高校生になったら、冬の積雪時は駅まで送迎かな?
でもそれは数年の我慢!(基本は電車よりも車社会なので)

②間口が5メートル弱しかない、道路に向かってすぼまった形の土地

→であるが故に、ハウスメーカーも手を出さなかったと思われる
→逆に言えば、設計事務所さんなら、この悪条件を逆手に取って素敵にしてくれるはず!

→変形地なので、坪単価が安かった  (おそらく)

③隣が小さくて静かな公園だった
→私達の好みでした。
土地探しはちょうど秋だったので、公園のけやきやモミジ🍁が紅葉していてとてもキレイでした。


ようやく土地も見つかり、あとは家を建てるだけ!
なのですが、ここからも時間と手間がすごく掛かるものだ、というのを、今実感しているところです。
(現在は、基本設計が終わり、水回りを検討しています)

また色々お伝えしたいと思います。
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 うちの裏に生えたひまわり🌻です。
 去年のこぼれ種からこんなに!大きくなりました。
今年は家作りが忙しいからと、種をまくのは控えていたんですが…
花が咲くのは梅雨明けかな?楽しみ!✨