おうちづくり日記

2019年11月

減額を始めて、意外に悩んだのが、建具をどんなものにするか(特に子供室)でした。

もともと建具全般については、「造作か既製品かの二択だなぁ」と大まかに考えていただけでした。
なので、いざ減額調整に入り、既製品の建具にすると決めてから、
じゃあ具体的にどんな扉にするの?と、初めて考え始めたのです。 

悩む時間があまりなくて、正直とっても焦りました。(^^;


夫婦で、それぞれの仕事の合間にLINEをやり取りしながら、なんとかまとめ上げました。


主寝室の引き戸。
これは、一番シンプルで安い、壁と同じ白い色の引き戸にしました。
LIXILの、ラシッサS  LAA  
白い壁に合わせた、白い引き戸です。



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        LAAの、木目なしの白にしました。
       赤い数字は気にしないでください…(^^;

次はトイレのドアです。
トイレのドアは、思い切って大きめの窓を付けて、廊下への採光と解放感をアップさせることも考えました。
チェッカーガラスといって、チェック模様のガラスがあり、かわいいから採用したいなぁ…とも思ったのです。

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  色々な種類のガラス。透け具合も様々。


ですが、家族は良くてもお客様が来た時に、トイレのドアのガラス面積の大きさに戸惑われたらよろしくないかもなぁ、と思い、
最終的には大きいガラスはやめました。
LIXILで洗面用と謳われている、上の方に横長に小さく窓が付いているタイプのドアにしました。色は白です。


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               LYAの白いドアにしました。


残りが、子供室の引き戸でした。

今回の場合。
子供部屋の『建具をどうするか』は象徴に過ぎなくて、
実は、メインテーマは
『親として、子供部屋にどの程度のプライバシーを持たせるか』
『密閉性を保つのか、逆に開放的にするのか』
でした。そこをずっと悩んでいたように思います。

ネットで見ても、色々な価値観があるようで。

調べると、子供部屋はなるべくオープンに、というのが近年の主流のようでした。

リビングのすぐ脇に子供部屋を設置するとか、
階段を昇ってすぐの吹き抜けの脇に、オープンな子供部屋を設けるとか。
子供部屋の入り口は半透明な引き戸にする、とか。

子供に目が届くようにというのが根底にはありますが、
将来引きこもりにならないように、とか?
悪いことしにくいように、とか?(笑)
他にも色んな思いが親側にはあるようで。


確かに、自分が親の立場で考えると、
少しは中の様子がわかったほうがいいかなという思いから、半透明ガラス付き建具にしたい気もしますし、

逆に自分が思春期の子供だった時を思い出すと、密閉性の高い部屋で一人になりたいと思うだろうしで。


悩みましたが、最終的には、
・引き戸
・ガラスなし

の、主寝室と同じ普通の白い建具に落ち着きました。




ここからは私の個人的な思いです。(^^;

子供室がガラス付き扉だと、
自分の場合、ガラス越しに子供が何してるかをそれとなく覗く、という展開になりがちな気がして、
それって自分が子供の立場だったら、なんだかウザい親かもなぁと感じました。(*^^*)
こっそり監視されてるみたいで実は一番いやな感じだったりして、等。

こっそり覗かれているくらいなら、
「入るよー?」と宣言されて堂々とガラッと開けられるほうがマシな気がしました。

もちろん、
①ノックしてから開ける
②「ちょっと待って!」ガサガサ…
     でしばらく廊下で待機、
というのもありで。

ドアに半透明ガラスを入れようかな…という迷いは、
『もうちょっと子供にひっついていたい』という、私自身の思いだったのかなぁと、
しばらく経ってから感じました。
今回の建具選びは、
私の心の中にある、子供の幼さへの未練を、
そのまま反映しているみたいな事柄だったのかなと思います。
ヤレヤレですね~。      ( ´-ω-)y‐┛~~


でも何とか落としどころが見つかり、ホッとしているところです。

ぐだぐだ悩み、揺れる私に、LINEでず~っと付き合い続けてくれてた旦那には感謝です。
(ありがとね♪)
気持ちを吐露することで、大分整理がつきました。


そして、子供部屋の扉にこだわるよりも、
『いかにして子供をリビングに呼び込み、楽しい時間を共有するのか』
という戦略(!!)にエネルギーを費やした方がいいのかも❗️と思い至りました。

自分の中の結論です。(*^^*)




長文にお付き合いいただき、ありがとうございましたm(__)m




**おまけ**


  令和元年 11月30日(土)午前9時  
 地鎮祭が行われました。

  我が家の家族5人と、設計士のMさん、工務店のKさん、神主さんと、合わせて8人で執り行われました。

  気温は低かったですが、前日の雨も止み、雲の切れ間から時折陽射しも見えて、最後まで無事に執り行うことができました。

  (その後、ご近所の方々にご挨拶に伺いました。これが済んでかなりホッとしました…)

 地鎮祭、初めての体験でしたが、儀式をきちんと行うのはなんだか気持ちのいいものですね(*^^*)


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    公園側から見た敷地内。祭壇が設けられています。  女性の神主さんでした(^-^)


  設計士のMさん、工務店のKさんには、地鎮祭の下準備や神主さんの依頼等の他に、挨拶回りにも同行していただき、私達夫婦はとっても心強かったです。本当にありがとうございました。m(__)m

 おうちが建つまであと約半年、よろしくお願いいたします(*^^*)


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 お気遣い、ありがとうございました。m(__)m






減額調整を終えました。

減額調整は、家作りにかかる予算の調整が主な目的ですが、

その設備は自分たちにとって本当に必要なものなのか、
なんとなく付けていないか、等、
再度、夫婦でよく話し合い、確認する作業となりました。

調整を終えて。
必要性の薄いものを削ぎ落とした、けれど必要なものはきちんと残された、
よりよい家作りプランになったと感じています。
頭と感情の整理にもなりました。

それから、減額の過程で必要性に気付き、
後から付け足してなぜか増額になったものもあります(笑)

備忘録として残しておきます。



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                洗濯物と共存する干し柿






【減額したもの】

・外構の砂利敷き 
    範囲を狭め土部分に草の種を撒くことに。

・キッチンワークトップ 
     バイブレーション仕上げ→ヘアラインに

・テレビ台の造作
     今ある家具を持っていくことに

・造作ポスト→市販のものに

・造作階段手すり→丸棒手すりに

・造作建具→LIXILのものに

・主寝室の壁のコルクボード
     →ただの白い塗り壁に

・階段を上った先に付けた造作テーブル  
    →市販品をゆっくり探すことに

・置き畳    施主支給に。

・庭木と草  
     施主支給に。
     ゆっくり選んでそのうち買いに行く予定。
     自分達で植えてもいいかも?

・床のオイル塗装
    →一部を除いて、家族で塗ることに。
        思い出にもなる?

・壁の塗装
   まだ確定ではありませんが、もしも塗れるところがあれば、自分たちで塗ることに。
  
   →自分たちの手を入れることで、思い入れが深まり、家への愛着も増すのでは。



【減額調整なのに、増額したもの】

・階段の手すりの側の壁に、下地を付けた
   →絵などが自由に飾れるように

・かんたくん  5キロ→8キロに
    実物を見に行き、変更しました。f(^_^;



【減額対象になるも、結局残したもの】

◎キッチン壁のタイル貼り
    パネルに変更しても、-5800円にしかなららなかったので。
   
 →真っ先に減額になる箇所だなぁとあきらめていたので、残せてラッキーでした♪(*^^*)


◎キッチンの棚板可動式の造作食器棚
  
→ちょうどよい造り・質感のものを探す方が大変。コストが掛かると思ったので。


◎玄関の壁の板張り


◎マルチWICの造作収納棚と洗濯物たたみ台
  
→使い勝手に大きく関わる場所なので。
 

◎リビング南側の壁面造作収納

   →無印のステンレスシェルフにしようかとも思いましたが、棚板の幅が自由に変えられたり、安定性もよいことなども考慮すると造作に。
   → 値段も、無印でも沢山買うと、造作と大きくは変わらないと思い。




  工務店のKさん、設計士Mさんには、
「やっぱりあれ、やめます」「やっぱり付けて下さい!」等々、変更のお願いをギリギリまでして、負担をお掛けしてしまいました。申し訳なかったです。m(__)m
 
 「一生に一度の大きな買い物ですから、ゆっくり決めて下さい」と暖かいお言葉をかけていただき、大変有り難かったです。
これからもよろしくお願いいたします(*^^*)
  
  ようやく先日、工務店のKさんとも請負契約も結び、
  金融機関でローンの申し込みも済ませ、
  いよいよおうちが建っていきます。

  週末は地鎮祭です。



★☆おまけ★☆

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   下の息子の3歳の誕生日。ケーキをと思いましたが卵がダメなので、スポンジ→食パン で代用。
 缶詰のミカンと桃を切って、ホイップクリームと混ぜて、パンに挟んで。
クリームの泡立ては、兄ちゃんがやってくれました。ありがとね♪
 全く時間がなかったので、仕事の後のツルハドラッグでみんな揃えました。
  手抜きとか言わず、みなさん喜んで食べてました。(多分ね…)
  間に合って良かった~ (*^^*)





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