減額を始めて、意外に悩んだのが、建具をどんなものにするか(特に子供室)でした。
もともと建具全般については、「造作か既製品かの二択だなぁ」と大まかに考えていただけでした。
なので、いざ減額調整に入り、既製品の建具にすると決めてから、
じゃあ具体的にどんな扉にするの?と、初めて考え始めたのです。
悩む時間があまりなくて、正直とっても焦りました。(^^;
夫婦で、それぞれの仕事の合間にLINEをやり取りしながら、なんとかまとめ上げました。
主寝室の引き戸。
これは、一番シンプルで安い、壁と同じ白い色の引き戸にしました。
LIXILの、ラシッサS LAA
白い壁に合わせた、白い引き戸です。
赤い数字は気にしないでください…(^^;
次はトイレのドアです。
トイレのドアは、思い切って大きめの窓を付けて、廊下への採光と解放感をアップさせることも考えました。
チェッカーガラスといって、チェック模様のガラスがあり、かわいいから採用したいなぁ…とも思ったのです。
ですが、家族は良くてもお客様が来た時に、トイレのドアのガラス面積の大きさに戸惑われたらよろしくないかもなぁ、と思い、
最終的には大きいガラスはやめました。
LIXILで洗面用と謳われている、上の方に横長に小さく窓が付いているタイプのドアにしました。色は白です。
残りが、子供室の引き戸でした。
今回の場合。
子供部屋の『建具をどうするか』は象徴に過ぎなくて、
実は、メインテーマは
『親として、子供部屋にどの程度のプライバシーを持たせるか』
『密閉性を保つのか、逆に開放的にするのか』
でした。そこをずっと悩んでいたように思います。
ネットで見ても、色々な価値観があるようで。
調べると、子供部屋はなるべくオープンに、というのが近年の主流のようでした。
リビングのすぐ脇に子供部屋を設置するとか、
階段を昇ってすぐの吹き抜けの脇に、オープンな子供部屋を設けるとか。
子供部屋の入り口は半透明な引き戸にする、とか。
子供に目が届くようにというのが根底にはありますが、
将来引きこもりにならないように、とか?
悪いことしにくいように、とか?(笑)
他にも色んな思いが親側にはあるようで。
確かに、自分が親の立場で考えると、
少しは中の様子がわかったほうがいいかなという思いから、半透明ガラス付き建具にしたい気もしますし、
逆に自分が思春期の子供だった時を思い出すと、密閉性の高い部屋で一人になりたいと思うだろうしで。
悩みましたが、最終的には、
・引き戸
・ガラスなし
の、主寝室と同じ普通の白い建具に落ち着きました。
ここからは私の個人的な思いです。(^^;
子供室がガラス付き扉だと、
自分の場合、ガラス越しに子供が何してるかをそれとなく覗く、という展開になりがちな気がして、
それって自分が子供の立場だったら、なんだかウザい親かもなぁと感じました。(*^^*)
こっそり監視されてるみたいで実は一番いやな感じだったりして、等。
こっそり覗かれているくらいなら、
「入るよー?」と宣言されて堂々とガラッと開けられるほうがマシな気がしました。
もちろん、
①ノックしてから開ける
②「ちょっと待って!」ガサガサ…
でしばらく廊下で待機、
というのもありで。
ドアに半透明ガラスを入れようかな…という迷いは、
『もうちょっと子供にひっついていたい』という、私自身の思いだったのかなぁと、
しばらく経ってから感じました。
今回の建具選びは、
私の心の中にある、子供の幼さへの未練を、
そのまま反映しているみたいな事柄だったのかなと思います。
ヤレヤレですね~。 ( ´-ω-)y‐┛~~
でも何とか落としどころが見つかり、ホッとしているところです。
ぐだぐだ悩み、揺れる私に、LINEでず~っと付き合い続けてくれてた旦那には感謝です。
(ありがとね♪)
気持ちを吐露することで、大分整理がつきました。
そして、子供部屋の扉にこだわるよりも、
『いかにして子供をリビングに呼び込み、楽しい時間を共有するのか』
という戦略(!!)にエネルギーを費やした方がいいのかも❗️と思い至りました。
自分の中の結論です。(*^^*)
長文にお付き合いいただき、ありがとうございましたm(__)m
**おまけ**
令和元年 11月30日(土)午前9時
地鎮祭が行われました。
我が家の家族5人と、設計士のMさん、工務店のKさん、神主さんと、合わせて8人で執り行われました。
気温は低かったですが、前日の雨も止み、雲の切れ間から時折陽射しも見えて、最後まで無事に執り行うことができました。
(その後、ご近所の方々にご挨拶に伺いました。これが済んでかなりホッとしました…)
地鎮祭、初めての体験でしたが、儀式をきちんと行うのはなんだか気持ちのいいものですね(*^^*)
設計士のMさん、工務店のKさんには、地鎮祭の下準備や神主さんの依頼等の他に、挨拶回りにも同行していただき、私達夫婦はとっても心強かったです。本当にありがとうございました。m(__)m
おうちが建つまであと約半年、よろしくお願いいたします(*^^*)