前回、自分の希望する条件を満たすキッチンがなかったことを書きました。
もう妥協したほうがいいかなぁ?
でもあそこの部分がなぁ…
とクヨクヨしていた時にちょうど出会ったのが、このシンクでした。
シゲル工業という会社さんの、JS15というシンク(キッチン天板)です。
シンクに合わせて水切りプレートやサポートプレート、まな板などがあり、
シンク内に二段階につけられたレールに引っかけて使用できます。
シンクの中でまな板が使えるので、作業台の上に食材やまな板を置いて汚すことがありません。
泥付き野菜を洗うのも、魚や肉の下処理も、みんなシンク内で完結できます。
また、サポートプレートの上で食材を洗うのは、シンクに直接食材を置いて洗うよりも衛生的に思えました。
作業後は、プレート類をざっと洗って拭いておけばOK。熱にも汚れにも強いステンレス製です。
多機能シンク…面白そう、楽しそう!使いやすそう!
久しぶりにワクワクしました。(*^^*)
そしてシンクの大きさは82.6cm!充分な大きさです。
シンク自体の大きさや深さは、プレスで作るので変えられないけれど、それ以外の細かい部分の位置やサイズは希望通りに自由にできる、とのことでした。
(全体の長さや奥行、ガスコンロの穴、水栓の穴、水返しやバックガードの有無など。)
なので、シンクの左端に30cm空間が欲しいという要望も、クリアしました。
天板全体の長さを255cmにし、シンクやコンロなど必要なものの場所を確保すると、残った作業台の幅は67.4cm。今の作業台の幅が40cm程なので、充分な広さに思えます。
希望がみんな叶う天板が、やっと見つかりました。素晴らしい…\(^o^)/造作キッチンを諦めないで良かったと思いました。
シゲル工業さんからこのシンクの動画が出ていたので、何回も見ました。
やっぱりいい!決定。
本社が同じ新潟というのもご縁を感じ、親しみが湧きました。(上越市だそうです)
早速見積もりも取り、設計士Mさんにもメールしました。なかなか良心的なお値段ではないかと思います、とのお返事でした♪
天板はシゲル工業さん、それを支える台は造作でお願いすることにしました。
台に引き出しや扉をつけると、その都度お値段が数万円ずつ上がっていくとのことで、
オープンなキッチン希望なのもあり、造作するのは台だけで、引き出しや扉は一切付けないことにしました。
引き出しの代わりには、キャスター付きのステンレスワゴンを購入するつもりです。
無印でも、ディノスでも。
土台となる造作の木は、松の集成材にしました。
この木が土台の材料になります。
キッチンの壁は、水回りとコンロ回りに白いタイルを貼ることにしました。
どんな仕上がりになるか、とっても楽しみです♪
どんなキッチンにしたいかは、使う人の性格や好みが反映されるだけでなく、家族構成や生活のスタイルなどにも影響され、本当に千差万別だと思いました。
予算と時間の限りがある中で、自分や家族に合ったキッチンについて突き詰めていくのは、なかなかの作業だと思います。私も一時は、寝ても覚めてもキッチンのことばかり考えていました。(^^;
でもなんとか、ギリギリでしたが、自分らしいキッチンにたどり着くことができたのではないかと思っています。そしてそれは決して無駄な時間ではなかったと思っています。
自分で決めたキッチン、末長く大切に使っていこうと思います。(*^^*)
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