ベランダをつけることにしました

  もともと、外気を感じたり、自然の景色を見たりするのが好きな私達。
  キャンプするほどマメにはなれないけれど、夜になるとみんなで狭いベランダにテーブルを出して、キャンドルを灯し、おやつと飲み物を用意して家族でカフェのようなことをして遊んでました。
  
  狭~いので、本当にキツキツですけど。そこがまた楽しくて♪
  息子が大人にコーヒーを淹れてくれたり(自分は飲めないのにな…^^)
  中秋の名月の日には、白玉入り炭酸フルーツポンチを作って食べてみたり。
  ひそひそ声でUNOをしたり。
  
  子供たちも大きくなってきて、あと何年、これが全員でできるかな…と思ったりもします。
 日常と違うことは子供たちの記憶にも残りやすいようで、
「あの時ベランダでキャンドルしてあれ食べたよね」とか、子供たちは今でもよく覚えていてくれます。(とても嬉しいことです)
  

                      

  最初は、新居にはベランダは付けない予定でいました。
 公園のある東側に大きな窓をつけて、その下に畳を敷けば、室内から寝たまま緑が眺められる、それでよしとしましょう、と。
  けれど、よくよく考えると、やっぱりベランダは、あるといい。
  高気密・高断熱のおうちだからこそ、一歩出れば風を感じ、虫の声が聞こえ、季節を身近に味わえる。そして家族でそんな思い出が後々まで共有できる。
  そんなベランダがあるのは、とっても贅沢だけれど、それだけの価値がある、と。

  設計士Mさんは、ベランダはメンテナンスにコストが掛かるため、積極的に設置をすすめてはいないということでした。
  どうしてもベランダをつけるのならば、きちんと屋根のあるものにして、雨の当たりを緩和し、ベランダの持ちを良くした方がいい、
また、ベランダの床に雨水を溜めないよう、床はすのこ状がよい、など、
 長い目で見た設計上の提案をいただきました。
(Mさんはいつも、「自分が住むならこうする」という建て主目線でのアドバイスを忘れずにしてくださいます。とても有り難いことです。)

  そこから、本当にベランダを活用するのか、などよーく話し合い、ようやくベランダ案は現実になったのでした。

  
  ベランダがつくことになり、プランにも変更が加わりました。

★当初は南北に勾配がつく予定だった屋根が、東西になりました。

  側の屋根の下にベランダが来る配置になりました。
  つまり、ベランダのためだけに新たに屋根を設置する必要がなくなったのです。
  その分、設置コスト減になりました。

★台所周辺につく予定だった冷収納が、なしになりました。

   冬のみかんやケーキは、ベランダに置いた木箱かなにかにざっくりと入れることにしました。
  冷収納を設置する分のスペースとコストを削減できました。

  はたしてどんなベランダができるか、
そこでどんな思い出が作れるのか、
  今からとっても楽しみです(^_^)


IMG_20190815_014520
  長~い夏休み。仕事に行く私に、息子がサプライズでお弁当を作ってくれました。
 ご飯→その上に海苔→その上に醤油と旗。
 この順番でないとダメなんだと力説され…(^^;
  思わず職場の昼休みにパチリ!
  机の上の書類をどかしてから撮れば良かったと、後悔。